ボトックスとは

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ボトックスとは何?

ボトックスとは、ボツリヌス菌から抽出した成分です。ボツリヌス菌は第二次世界大戦中に細菌兵器として使われたこともある食中毒の原因となる毒性の強い細菌です。ボツリヌス毒素とも呼ばれます。このボツリヌス毒素から抽出した成分のボトックスを、年齢や表情によって出来るシワなどにボトックス注射するしわ治療をボトックス治療と言います。近頃は、プチ整形というような言われ方をしている美容治療法の一つです。

また、ボトックスは多汗症治療にも使われるようになりました。多汗症とは交感神経からくる大量の汗をかく症状のことを言います。この多汗症にもボトックスを注入すると筋肉や汗腺などの働きが鈍くなり汗をかきにくくし、多汗症が緩和されます。

ボトックスの歴史

ボトックスはボツリヌス菌から抽出される成分です。ボツリヌス菌は毒性の強い細菌ですので、第二次大戦中に細菌兵器として各国で研究が始まったとされています。

ボトックスは1960年代に入ると医療への応用の研究が進み、1970年代後半にアメリカで眼科医がボトックスの斜視への臨床応用しました。これ以降、筋運動の異常がみられる症状の治療に用いられるようになり、ますますボトックスの研究は進みました。

ボトックスは日本でも、「眼瞼痙攣」だけですが、厚生労働省の承認が得られています。ボトックスはその後「片側顔面痙攣」や「痙性斜頸」にも厚生労働省の承認が下りました。

ボトックスの種類

ボトックスでの治療はボツリヌス菌をそのまま注射で打つという誤解もされているようですが、もちろん調整された毒素を使って行う安全な治療です。

ボトックスはボツリヌス菌の内の、A型の血清型毒素だけを生成したものを言います。A型のボツリヌス毒素を使ったものにはボトックスとダイスポートがあります。いずれも同じような治療に使われています。
ボトックスの別の分け方として注射するボトックスと塗るボトックスに分けることも出来ます。

一般的にはボトックス注射でボトックスを皮膚などに注入する治療が行われます。この治療がボトックス治療では効果が出る方法です。塗るボトックスはアルジルリンという成分が使われます。皮膚の上からでも浸透するので塗るボトックスとして知られていますがボトックス注射よりも効果の方は落ちるようです。

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